
好酸球性副鼻腔炎は気管支炎を伴っているため、治療で処方されるステロイド吸入薬はマストアイテム。
現在は1日1回の吸入でOKな「レルベア」を使っている私ですが、以前の病院では「アドエア」の処方をうけ1日2回吸引していました。
そんなステロイド吸入薬について私が注意を受けたことや体験したことをまとめてみます♬(*^^)v
私にとっては吸入薬も、点鼻薬と同様に副作用に悩まされるため厄介な存在です。
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即効性なし
レルベアやアドエアは吸入したからといって即効果が期待できるものではありません。
例えば、お薬を処方された時に「今は調子いいから悪くなった時に使おっと!」っていうのは意味がないです。
毎日のコンスタントな吸入が大事になりますよ。
ステロイド吸入薬、使うタイミングは?
忘れない工夫
ステロイド吸入は、毎日同じ時間にするのが理想です。
おススメは、毎日決まった時間に行う行動とセットにすること。吸入だけを単独で続けようとすると、習慣化が意外と難しいものです。
現在の私は、朝の洗顔時に合わせて吸入しています。
顔を洗う前って顔を拭くためのタオルを用意したりすると思うんですが、そのタオルの場所に置いておくと自動的に目にして手に取ることになり、忘れることなく吸入できます。
ちなみに、以前は昼食後に吸入していました。
食事とセットにする場合のデメリットは、休日になると食事の時間や場所が変わるので忘れがちになること。外食なんかすると持参するのも面倒です。長期連休になると続けて忘れてしまうなんてこともありました…(^_^;)
また、私は1日3食と決めているわけではないので食事とセットにするのは向いていませんでした。
忘れてしまったら?
ちなみに忘れてしまった場合は、その時点で吸入しますが、1日2回の吸引とならないようにというのがルールです。
例
「昨日の夜の吸入を忘れた!」と昼間に吸入した場合、その日の晩の吸入を行うと1日2回となるため次の日の晩まで控える。
私は、忘れたことを思い出したタイミングでも「ま、いっか~!てへっ!」ってなりがち。喘息症状の調子がよくても、これはダメ!
ちなみに1回の吸入で2回分を吸入するなんてこともNGですので、ご注意を!
食べる前?後?
何かを食べる前に吸入するメリットは、薬剤をうがいで流しきれなかったとしても食べ物と一緒に流れて、口腔内に残りづらいということ。

口の中に残ると副作用の恐れがあるとのことを伺い、「じゃぁ、胃に流れるのはいいの?」と疑問を感じたのですが、胃酸があるので口の中よりもマシなのでしょうかね。
食べた後に吸入する場合は、歯みがきと連動させやすいのがメリットです。以前の私がこのパターン。
ちなみに、吸入前に軽くうがいして口の中を潤わせておくと、その後のうがいで残った吸入薬が流れやすくなるそうですよ。
吸入後のうがい
どのタイミングで行うにしろ、吸入後は丁寧な「うがい」が必要です!
頬を膨らませて行う「ブクブクうがい」と、上を向いて行う「ガラガラうがい」、どちらもしっかり行いましょう。隅々まで意識してくださいね。
口の中って思っているよりも複雑な構造なので、頬を右に左に膨らませてみたりして全体をうがいする意識を!
前歯の歯茎辺りも残りやすい箇所。前歯と唇の間をプックリさせてしっかり行いましょう!

注意点
吸入薬を使い始めて何年も経つというのに、先日、うっかりレルベアの吸入口に向かって息を吹きかけ空気が入ってしまい、薬剤が舞ってしまいました。
吸入する前に息をフーッと吐くときは、吸入口に息がかからないように気をつけましょう。
息で薬剤を吹き散らして、洋服にかかる程度ならいいのですが、目の粘膜に薬剤がかかってしまうなんてことになると心配です。
副作用
副作用もひどくなると1日中気になってしまって生活の質が下がってしまいます。
口腔咽頭カンジダ
一番頻繁に起こり、悩まされているのがこの症状。口の中全体がヒリヒリします。
「うがい」はしっかりとしているハズなのに、口の中がヒリ付き始めるとガックリします。口腔内の菌のバランスが崩れてしまっているのか、口臭もあるんだろうなぁと自分でもなんとなくわかる…_| ̄|○
このヒリヒリ感、ひどい時には口の中を火傷したかのような感覚が続き、気になって仕方がありません。
今のところ、ミント系のガムを噛んだり緑茶を飲んだりして気を紛らわせています。
長期に及ばないため大事には至っていませんが、ちょっとつらいですね。
声のかすれ
声がかすれたり、しゃがれるといった感じで出しづらくなります。
朝一番が特に顕著。
これといった対策はないので、本来はNGかもしれませんが喘息の調子が悪くなければ1,2日吸入をストップしています。
かおり~むの見解
私の印象としては「うがい」を念入りに行っていても、ストレスや疲労で免疫力がない時は副作用が現れやすい気がしています。
そう思うに至る理由は、移住してから副作用の頻度が減ったことにあります。
特に、以前はかなり悩まされていた口腔カンジダの症状については随分と軽減しました。
今後も様子を見ていきたいと思います♪(*^^)v